僕らの歌

近道商店街を 重い荷物を引きずり
どこに向かっているの 22才の僕よ
ただガムシャラに 命の火を燃やせ

駆け足で過ぎゆく 季節の中で
何を観てきたの
ポケットの奥の100円みたいに
輝き続けろ

行きつけの中華屋から
駅前の溜まり場に
今日も相変わらずの顔ぶれで

あの日歌った あの曲のメロディを
まだ君は覚えているかい
忘れてしまいそうになったら
連絡でもしてくれよな

何度も合わせた サビのフレーズを
まだ君は弾けるかい
どんなに月日が経ったとしても
この歌は僕らの歌だから

二度と戻らぬ 季節の中で
何を見てきたの
あの塔屋でみた シャボン玉みたいに
消えて 飛んでった

あの頃の僕らは 酒呑んで
馬鹿ばっかりして
同じ空を眺めていたんだ

あの日歌った あの曲のメロディを
まだ君は覚えているかい
忘れてしまいそうになったら
連絡でもしてくれよな

何度も合わせた サビのフレーズを
まだ君は弾けるかい
どんなに月日が経ったとしても
この歌は僕らの歌だから